<NHK『こころの時代』に井上哲玄老師が出演されました 2014年8月24日 午前5時~>
新着:この「こころの時代」放送分を文字起こししている人がおられます⇒ こちらです
人はだれでも本来悟りを開いている;悟った人も悟らない人も同じ所に生きている;ただ後者は考え方が事実をくらましているだけ;なので、修行方法が本当に理解でき、実践さえすれば、だれでも本来の悟りの状態に到れる;正しい修行方法とは
NHKこころの時代 平成26年8月24日(日曜)午前5時から(再放送30日(土曜)午後1:00時から)
『自分を知る』 【出演】井上哲玄老師 【きき手】金光寿郎氏
金光氏の御尽力により、以前からの、NHKと井上義衍老師とのご縁を考慮して頂き、特別に今回取材して下さいました。
録画しておいて何度も聴く人が多いです。何回も試聴するとなるほどと腑に落ちることが出てきます。
ある方は、録画したのを100回聴いたそうです。
この放送を聴いて、哲玄老師に会いに来て法を直接聴かれた人ですぐに体験が出た人が二人いらっしゃいます その参禅者体験談はこちら
視聴後、番組への感想がありましたら、
8月のNHKのこころの時代出演後、メルマガに質問等が多く寄せられ、具体的指導を願われる人が多く、そうした方々のご質問に答えるために、今回、井上哲玄老師の禅会を平成26年11月に東京と神戸と浜松龍泉寺とで開催することになりました。
↓ 以下すべて終了しています 東京に関しては、平成28年から別主催者による、東京法話会が始まっています
井上哲玄老師東京禅会はこちら ← 平成28年からの東京法話会もこのページに有ります
NHKの番組を視聴されたことで初めて井上哲玄老師を知った方へ:
放送後、お寺への電話でのご質問はお控え下さい。
・井上哲玄老師に直接会う方法は、こちらから
・平成26年11月の東京(1日(土))、神戸(16日(日))、浜松(23日(日))での井上哲玄老師禅会にご参加下さい
平成28年9月記:最新の禅会やカフェ寺の日程は、井上哲玄老師公式サイト http://inouetetsugen.com/
をご覧下さい。
井上哲玄老師のお話はいつも同じ一つのことだけを繰り返されています。
時間的な制約もあり、テレビで話すことのできなかったお話はすでにこのホームページに掲載されている動画で話されています。動画はいくつも掲載しています。
哲玄老師の法話を記載したメールマガジンも発行しています。
まずは、このサイトの動画を、ヘッドフォンをつけて(そのままパソコンのスピーから聴くと聞き取りにくいです)しっかりとお聴きになってください。
一つの動画を自分の気に入った部分の一部だけでなくて、一から最後まで視聴された方は意外に少ないようです。
NHKこころの時代に出演された井上哲玄老師の動画はこちら (NHKの放送動画ではありません)←クリックしてくださるとそのページに行きます
井上哲玄老師の言葉とメルマガはこちら
昔は線香一本を立ててそれが燃え尽きる時間を坐禅1回の時間としました。
曹洞宗では、坐禅1回を40分としています。線香1本の長さの時間ということで
それを1炷(ちゅう)と名付けています。
従いまして、坐禅3炷の坐禅会というと、40分×3だけ坐禅をするということになります。
ただし、間に経行(きんひん)という歩行禅、抽解という東司(とうす=トイレ)時間を取り入れています。専門僧堂のようなところでは修行者の数も多いので、経行10分、抽解10分としています。
従いまして、坐禅40分⇒経行10分⇒抽解10分 合わせてちょうど1時間になりますので、
◯時20分から坐禅を始めますと、いつも◯+1時に坐禅が終わるので管理上は便利です。
禅堂に時報を鳴らす時計がありますと、坐禅の終了の合図に使えるので管理上大変便利です。
(あくまでも運営側の話です)
ただ、お寺が大きくない、市街地の貸し会場や一般住宅を坐禅会場として使用する場合は、経行を10分もできません(人と人がくっつき過ぎるので)
なので、経行5分、抽解5分にすれば良いと思います。
もう一つ経行5分、抽解5分にするメリットは、特に抽解5分だと東司(とうす=便所)に行く時間しかないので、その間に参禅者が不要な会話をすることもないので、おすすめです。
40分+5分+5分=合計50分になりますが、今はスマホなどでそれが簡単に計測できます。
坐禅アプリなども出ているのでそれを活用すれば良いです。
坐禅アプリの中には、鐘の音を鳴らすのもあるので、一般住宅などで坐禅会をする場合、お寺のような鳴らしものがなくても、それに近い音を出すことが可能です。
自分の修行(坐禅)が独りよがりになっていないか、老師から聞いた話に自分で解釈をいれて別のものに変えて受け取っていないか、そもそも正しく話を聞けているのか、自分の坐禅が本当の坐禅になっているのか、それをチェックしてもらうのが独参です。
ハッキリした人(悟った人)でないと考え方に陥っている人の誤りを指摘することができません。
1人の参禅者が老師に独参に行き、それが終われば次の1人が老師に独参に行くわけですが、これを効率よくやるにはちょっとしたノウハウが必要です。
専門僧堂では、独参は独参場という一室にそこに到着したものから順に正座をして並び、これから独参に行く人が鐘を鳴らしてから老師のところに独参に行き、それを順番に行います。
しかしながら、井上義衍老師系統の場合は、1人に対する独参時間が結構長いので、そのようにしていると列の最後の方に来た人は、ずっとそこで何時間も過ごすことになります。
それでも良いと言えば良いのですが、ベターな方法があります。
それは、自分の独参になったらだれかに独参に行くように呼び出してもらうということです。
主催者がやると主催者は坐禅できなくなるので、それを各自に分担してもらうことで効率よくする方法があります。
独参に行きたくない人は別に強制されません。
受付時に、独参に行くか行かないかを選んでもらい、行く人に独参札を渡します。それには独参番号が書いてあります。それを自分の単の横に置いて坐禅をします。
番号順に独参に行きます。1番の人は独参が終わったら部屋から退出したらすぐに2番の人を呼び出します。もちろんそれが坐禅時間中であってもある程度の大きな声で、
「独参2番の方、どうぞ」
というように呼び出します。
それを繰り返します。
こうすることによって、主催者が独参者を次から次へと呼び出すという負担がなくなります。
まだこれから加筆していきます。
坐禅会がお昼をまたがって行われる場合は、食事のことを考える必要があります。
一番良いのは、昼食と飲み物を各自持参してもらうことです。
食事のゴミやペットボトル・缶も持ち帰ってもらうようにした方が良いです。
講師への謝礼、講師食事代・飲み物代、講師往復の交通費、講師宿泊費、坐禅会の会場費、主催に要する経費(道具、場合によっては坐禅用坐蒲(坐禅用の丸いクッションなど)、主催者・世話役の駐車場代)、講師の帰りの食事代などを参禅者数の予測などから赤字にならないように会費を設定します。
特に会場が講師の居所から遠方の場合は、交通費の割合が大きくなり、それが、坐禅会費に反映されます。
なお、老師が2023年で数え年91歳という高齢ですので同行者が必要です。その方の交通費・宿泊費も必要となります。
エクセルを扱える人は、収入と経費を項目別に入れて収支計算できるようにしておけば、何人の参加者で黒字か赤字かの目処が立ちます。赤字ならば会費を上げざるを得ません。
もし、前日、翌日に近くの別の会場で坐禅会が行われる時は、その主催者と交通費負担の相談をすれば、講師交通費という経費が少なくて済むので、場合によっては、会費を安く設定できます。
あるいは遠距離の場合、全国の老師参禅者から寄付を募ることも考えます。
たとえば北海道で坐禅会を開きたいということで、全国の参禅者に北海道坐禅会開催のための寄付を募ります。純粋な寄付でもいいのですが、クラウドファンディングで言う「購入型」のように「返礼(リターン)」を用意します。たとえば老師に揮毫をお願いし、寄付の方にそれをプレゼントすると寄付が集まりやすくなります。今の時代はネットがあるので全国から寄付を募りやすいです。
最寄り駅と会場間の送迎をする必要があります。主催者が出来ない場合がほとんどだと思うので、あらかじめ送迎をだれかに頼んでおきます。
(老師は2023年現在で数え年91歳のご高齢ですので1人随行されます)
その前に講師の到着時間、出発時間などをメールなどで教えてもらっておく必要があります。
できれば誰かに頼んでおきます。
受付用紙はファイルを作り同じものを最低2枚印刷して用いると便利です