第13回目の玄燈庵定例禅会のご案内です。
日 時 令和6年5月18日(土)10:00~16:30 内容 坐禅・提唱・質疑応答
日時が経過した場合、最新情報は必ず 井上哲玄老師公式サイト にてご確認ください。
内 容 坐禅・提唱・質疑応答
※質疑応答は浜松カフェ寺のような形式。気軽に質問していただけます。
※希望者には独参もあります。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/8719e51e695092
申込方法等詳細はこちら ←必ずクリックしてご覧ください
井上哲玄老師の弟様に同じく悟りの体現者である井上貫道老師がいらっしゃいます。この度、愛知県は東海市太田川の会場で坐禅会が行われます。
道心ある方は是非、ご参禅ください。ただいま申込み受付中。
2月、3月、4月、5月終了
会場:大田町公民館
詳細は↓
https://zazen.blog.jp/archives/1082283866.html
【日 時】2023年6月24日(土)14:00-25日(日)12:00
【会 場】山梨県北杜市須玉町若神子2739 正覚寺
【会 費】5,000円 宿泊せず一日だけの参加の場合、無料
【申し込み期限】2023年6月22日(木)
【お申込み方法など詳細】必ずこちらをご覧下さい
令和6年3月には弟様の井上貫道老師の大分坐禅会があります。
井上哲玄老師の弟様の井上貫道老師 坐禅姿
【新着情報その⑥ 22/7/5】
井上哲玄老師の坐禅道場『玄燈庵げんとうあん』で2022年7月定例坐禅会開始 24年も継続開催中
【新着情報その⑦ 22/8/15】
井上哲玄老師の浜松カフェ寺は2022年8月28日に喫茶店メイプルハウスにて開催されます
哲玄老師の教えの核心ー長編ですが、もっとも大切な動画の1つです
以下が現在アップされている井上哲玄老師のYou Tube動画一覧となります
https://www.youtube.com/channel/UC_sYi3WcfXpxqbaptixkQPA/videos
【新着情報その⑥ 22/4/8】
・井上哲玄老師は2020年和歌山に移住され、参禅道場『玄燈庵』を開単されました。
詳細は、
ご覧下さい。
井上哲玄老師公式サイトです。
【新着情報その⑤ 20/6/01】
・井上義衍老師の書籍の扱いが、龍泉寺となりました。今までは井上哲玄老師がされていましたが、以後は住職の井上哲秀老師となります。詳細は、こちらから。
【新着情報その④ 19/5/21】
・6月の北九州法話会に、会社で坐禅研修に来ただけなのに、3日で自分がなくなった青年 が参加されるとのことです。
井上哲玄老師公式サイトで告知されています。
その青年の体験を詳しく書いてあるのはこちらの記事です
・2020年も愛知県真如寺坐禅会が継続開催されます 蒲郡市の真如寺で井上哲玄老師および弟で同じく悟りの体現者・井上貫道老師の坐禅会があります。
哲玄老師/貫道老師 真如寺坐禅会の詳細は こちら をご覧ください。
【新着情報その② 19/2/12】
・2019年3月2日に 井上義衍老師の新刊『問答 井上義衍老師 悟りの真相』が発行されました。
分かりやすいと評判です。まだ参禅されていない方にもおすすめです。
『問答 井上義衍老師 悟りの真相』についての詳細は こちら をご覧ください。
【新着情報その① 19/2/12】
・今年2019年3月の龍泉寺開山忌で焼香師をつとめ、法話をされるのは、福井県の宮崎慈空老師です。
師は、サラリーマン(大手出版社勤務)の時に人生の無常を感じる事件があり、それから毎朝30分の坐禅をしていたらある時突然、悟りに近い体験をする、その後、出家。井上義衍老師の評判を聞いていたが、先ずは永平寺専門僧堂に掛搭するも、すぐに正師しょうし を求めて永平寺を下山。義衍老師のところに向かわんとするもちょうど遷化(せんげ)され……
⇒ 宮崎慈空老師については、禅と念仏社の雑誌『禅と念仏』の5号~8号「ある師家分上のこと」に掲載されています
・2018年3月に龍泉寺開山忌で焼香師をつとめ、法話をされた長井自然老師の関西坐禅会が2018年8月にあり、また2019年(令和元年)6月にもあります。 長井自然老師は、哲玄老師の弟になられる故・井上義寛老師の法嗣でいらっしゃいます。
・『京都禅カフェ』 http://kyotozen.exblog.jp/ ※ は、2018年4月以降主催者が変わり、URLも https://kyotozenkai.exblog.jp/ 『井上哲玄老師 京都禅会』
に変更となりました。
2017年11月5日 11月27日(月)の午後に、臨済宗東福寺の青年僧・五十部友啓和尚と掛川の井上貫道老師の対談があります。
場所は、京都市東山区にある臨済宗大本山東福寺の塔頭(たっちゅう)寺院・退耕庵です。五十部和尚は、退耕庵の若手副住職です。
この対談会では、坐禅と対談と質疑応答があります。申込制。 詳細はこちらからどうぞ。
2017年8月26日 掛川の井上貫道老師の記事 『決着がついたら自由になる』と、星飛雄馬氏『井上義衍老師伝』が2017年9月1日発行の『サンガジャパン』Vol.27に掲載されます こちらから注文が可能です(井上貫道老師は哲玄老師の弟になられる方です)表紙上には小さい字で「井上貫道」と記載されています 写真見えにくいです
2017年7月30日井上哲玄老師 NHKラジオ第2『宗教の時間』にご出演(7/30放送,8/6再放送) こちらに詳述
2017年7月28日‐30日 浜松龍泉寺にて摂心があります 提唱・独参など指導される師家は住職・井上哲秀老師 こちらに詳述
2016年9月1日 井上哲玄老師の実弟である、掛川の井上貫道老師の提唱録の製本版も出版されました こちらに詳述
2016年8月28日 掛川の井上貫道老師の提唱録がAmazonから電子ブックとして出版されました こちらに詳述
2016年7月31日 参禅者の方1名が在家得度されて、井上哲秀老師のお弟子になられました。
※在家得度とは、出家はしないが、授戒して、仏道を修行する意思表示をして仏弟子になることです。自分でこの方(和尚)を師匠とすると決めてその弟子になります 師から戒名(諱いみな)を授かまります 曹洞宗では血脈もいただきます
2016/11/19更新: 哲玄老師2015年の新着情報大学講義の動画を掲載しました こちらです
2016/9/17更新: 哲玄老師『NHKこころの時代』をたくさんの写真入りで文字起こしされているのを見つけました こちら です
2016/9/3更新: 2016年11月22日(火)に カフェ寺京都『第2回京都禅カフェ』が開催されます。場所:梅小路公園 「緑の館」詳しくは こちらへ
2016/9/2更新: お待たせしました!2016年10月28日(金)哲玄老師「東京法話会in中野サンプラザ」 開催決定!詳しくは こちらから
2016/8/5更新: 井上哲玄老師のことばを追加掲載しました こちらです
2016/7/21更新: 7月11日のカフェ寺浜松の動画前編を掲載しました こちらです
2016/6/30更新: カフェ寺・坐禅会を地方で開催する方法 を更新しました 備品と掃除のやり方を加筆しました 後日会計の管理方法(坐禅会運営上の出納簿の簡単な付け方:スマホのアプリやPCを使用)を追記します
2016/6/21更新: 2016年8月7日に 第1回カフェ寺京都『京都禅カフェ』が開催されます 場所:烏丸御池徒歩5分のカフェ「士心サムライカフェ」にて (終了しました)
時間:13時半~16時半 新設ページにてもお知らせ中
2016/5/16更新: 6月4日-5日 井上哲玄老師の石川県七尾長齢寺禅会があります(終了しました) このページ更新しました
井上哲玄老師の新しい動画です(2015/10/31)
こちらから (2015年10月撮影) 2010年母が胃癌で亡くなった後、1年間毎晩毎晩悲しくて号泣していた女性が、2011年の11月のある日突然「自分がないこと」を体験した。。。「自分はないが、すべてがあって、それらが分離していない 世界が1つの経験をした。。。」それは何の体験か分からず、そこから探求が始まった、それは、悟りではないと分かったが、今年3月またあらたな体験があった。。。
対談のあとのこぼれ話の動画もあります。それはこちらから
井上哲玄老師の北九州禅会が11月22日に開催されました 詳細についてはこちら
井上哲玄老師の言葉、追加しました(2015/7/17,22) 詳細についてはこちら(赤字の新着という印のついたもの)
オンライン坐禅会―井上哲玄老師 が2020年5月スタートです。
定員は10名で、第一回目は満席です。
2回目も今月にあります。
詳細は、https://tetsugen-online-zen.com/ へ
沖縄や香川、福岡からの新しい方のご参加もいただき盛会裡に無事円成できました。
ありがとうございましたm(_ _)m
参加者は20名で、のりゆきさんも私も初めてゆっくり老師様のご法話を拝聴できました。
皆さん何しにきたの?の老師様のお言葉から始まり(^◇^;)究極の真実の味を、ただひたすらにお話くださいました。
今回は座禅もご指導いただきました。
その後の質疑応答では、わからない事をわからないとストレートに老師様に問う方のおかげで、いろんな質問が出ました。
その場ではまだクエスチョン?が残ってた方も、懇親会で老師様や皆様のお話を聞いてる中で深い気づきを得て、その夜嬉しいお電話をくださる方もいらっしゃいました。
懇親会ではのりゆきさんのおもてなしのお料理の数々に、和やかな時間を過ごすことができました。
また参加の方のmiyukiさんからレポートを頂戴しましたので、下に貼り付けてご紹介します。あだち記
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2015年11月22日、北九州禅会。
前回に続き、今回もご縁を頂けた事に感謝しています。
静かで穏やかな空間の中、
老師様のお話を
リラックスして聴かせて頂けた事、
本当に嬉しく、幸せに思っております。
生きる事の意味や、この人生の使命や天命を
探し求め続けてきましたが、
老師様との出合いで
今回、ようやく、その旅に終止符を打つ事が出来ました。
老師様が出された扇子に
私の求めて来た答えの全てがありました。
一期一会、、、
まさに、瞬間の出合いでした。
気が付けば、
老師様の言葉に
理解を超えた所から
涙が溢れていました。
この出来事は、言葉で表現できないくらい素晴らしい体験でした。
しかし、このような体験は、「私」がしようと思ってした事でも、前もって計画した事でもありませんでした。
突然、起きた事でした。
まさに、人生とは、日々とは、こういう事だったのです。
今回の禅会で改めて
ライブならではの空気感を感じました。
それは、きっと、触れたものだけへのギフトだと思います。
最後になりましたが
今回も素晴らしい空間を準備し、提供してくださり、温かいおもてなしをしてくださった
のりゆきさま、
あだちさまに
心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
miyuki
平成27年11月22日(日)
場所は以前同様のりゆき様宅
13時-17時
(ご希望の方には10時-12時 個人相談可)
会費 3000円
18時から懇親会
世話役 あだち様
詳細はこちらのページをご覧ください。
6月13日(土曜日)、北九州市小倉南区ののりゆき様宅で、待ちに待った井上哲玄老師のお話を聴くことができました。
お話は、午後1時から4時までの午後の部と夕方6時から8時までの夜の部の2部がありました。
参加者の多いのには驚きました。
午後の部で、約50名、夜の部で約20名、北九州市を初め福岡市、山口県さらに四国からも参加があったようです。[管理人註:関東や関西からも参加されていました]
広いのりゆき様のご自宅の広間が一杯になり、クーラーの温度を下げないといけないような熱気に包まれていました。
午後の部、夜の部どちらも前半は、井上哲玄老師のお話があり、後半は質疑応答という形で行われました。
どちらの部も熱心な質問で、切実な悩みや葛藤の質問も沢山ありました。
私は、それらの質問を耳にして、井上哲玄老師の話された「雪より黒いものはない」という公案が浮かんできました。
このお話の深さに思いが至りました。
雪が黒いと言っても、目は誤魔化されないが、人間の頭は、あれこれ理由をつけて白を黒にしてしまう。そして黒いと思い込んでしまうことができる。
人間は、自分の考え方で、悩みや葛藤を作り出しているのではないか。
「人我の見」「内虚にして外事あるのみ。」という言葉が心のなかに染み込んできました。
さらに興味あったのは、「ものの存在も、人の存在もすべてなくなってしまうという事実があるんです。」ということでした。
そのような体験をしてみたいと思いました。このお話を聴いて、心の奥に強いエネルギーが湧いてくるのを感じました。
最後に、このような企画をして頂いたあだちさんに感謝したいと思います。
そして、ご自宅を快く提供されたのりゆき様ご夫妻に感謝したいと思います。有難うございました。
おがた
6月13日井上哲玄老師を北九州にお迎えすることができました。
カフェ寺のホームページを見て、ご遠方からも多数の方にご参加をいただき、全員で60名の参加でした。
午後来れないかたのために特別に午前中も老師様がお時間を作ってくださり、午前に5名、そして、昼の部に51名、通しでご参加のかたを含み夜の部は20名でした。
井上老師とお会いするのは初めての方がほとんどで、どのような質問にも丁寧にお答えくださる老師様に、終始和やかな雰囲気の禅会となりました。
終了後、リラックスした中でお話も尽きず、皆さん遅くまで老師様を囲んで楽しくお話しをされていました。
にこやかな老師様のお顔に、私もホッとするとともに、自宅を提供してくださったのりゆきさんご夫妻や、見えないところでご協力してくださった方々への感謝でいっぱいになりました。
カフェ寺のホームページをご覧になり、各地よりご参加いただいた皆様へ、この場をお借りして感謝申し上げます。
ありがとうございました。
合掌
あだち 拝
2015年6月記:当分ブログの更新はありません
富士、山梨、京都、大阪など遠方からの参加者が多いです。最近は若い女性が増えてきました。尼僧さんも来られています。
大変内容の濃いカフェ寺となりました
このサイトの訪問者もかなり増えて来ましたせいか、最近はカフェ寺も遠方からいらっしゃる方も少なくありません。中には毎回のように遠方から通われる方も出てきました。
井上老師のたった1,2回の指導で、「入り口」を垣間見る体験をされる方もいらっしゃいます。
今回24日は、東北や関東、隣県から新しい人達が来られ、老師に色々質問をして行かれました。スマホ単体でライブ放送のテスト送信をつもりで行ったのですが、内容が濃かったので、そのまま配信しました。録画をアップしておきます。
スマホ単体で撮影したので音声が小さ過ぎますが、パソコンの音量もustreamの音量も最大にしてお聞きください。動画5つあります
なお、スマホやiphone iPadで試聴する場合の注意をトップページに記載しましたので、必ずお読み下さい
新しい方が先日の放送を見て、このサイトを訪問され、カフェ寺に来られました。関西からでした。
その方が次々と良い質問を投げかけられ、老師がそれに丁寧に明解に答えていかれました。
その方にとってもそうだったのでしょうが、我々にとっても充実した時間でした。
<独参についてのページを新設しました>
こちら にあります
<井上哲玄老師の新しい動画を3件掲載しました>
一つは平成26年11月の東京禅会での動画、一つは12月8日のカフェ寺動画です もう一つは平成27年2月の東京禅会での動画です
こちら と こちら と、このページ(トップページ)にあります
<2015年1月26日(月曜)に大阪の大学にて井上哲玄老師が講義をされました>
詳細は、こちらのページヘ
新大阪の禅会 詳細は、こちらのページヘ
<参禅者体験談を掲載しました>
詳細は、 こちらのページヘ
<メルマガ発行しています>
井上哲玄老師の言葉をメルマガで購読できます(無料)
一つは2014年10月20日をもちまして登録終了としました
詳細はこちらのページヘ
<NHK『こころの時代』に井上哲玄老師が出演されました>
NHKこころの時代 8月24日(日曜)午前5:00から 再放送30日(土曜)午後1:00から
『自分を知る』 【出演】井上哲玄老師 【きき手】金光寿郎氏
詳細はこちらのページヘ
※このサイト(ホームページ)は、参禅者による勝手サイトです 老師には文責は一切ありません
※いつ何時このサイトが閉じられるたり、記事が削除されることになるかわかりませんので、ご注意下さい
<坐禅作法>
坐禅会や接心に参加される方は、坐禅のマナーとして、以下のようなことはあらかじめ覚えてきてくださると良いですので、よろしくお願いします
坐禅作法⇒ http://www.sotozen-net.or.jp/propagation/zazentop/saho
この写真をクリックするとこの本の紹介ページに行きます↗
▷認識の上に乗っかってきているものを事実だと私たちは思ってるんです
それはもう過ぎ去ったことなんです、みな
▷修行とは
「何もしないこと」 です
目標に向かって努力することではありません
▷思いが動いても構わないから機能のままで生活する
考え方ではなくて、五官という機能のままにまかせておき、
本当に、底抜け、思慮分別が切れたところに触れるか触れないかだけです
五官=眼耳鼻舌身
▷しかし、疑問があれば解決しておく必要があります
実践をすれば、また、体験や疑問が色々出てきます
それらを解決するために質問して下さい
▷修行に時間がかかる [何年も何年も坐禅会や接心に来ているのに修行が進まない] のは、結局、師の話をちゃんと聴いていないということです
―井上哲玄老師
カフェ寺とは
井上哲玄老師を囲んで喫茶店でお話をする会です。 ケーキ屋禅会と呼ばれることもあります。
一方的に話を聴くというよりも、双方向のお話を通して、季節の話題から禅の真髄まで、興味ある話から真剣勝負まで、そのとき集まった人で作り上げていくシャベリ場です。
カフェ寺は、月に2回ほどのペースで、浜松市東区にあるメイプルハウスというケーキ喫茶でオープンいたしております。初めての方でもお気軽にどうぞ。
昔は線香一本を立ててそれが燃え尽きる時間を坐禅1回の時間としました。
曹洞宗では、坐禅1回を40分としています。線香1本の長さの時間ということで
それを1炷(ちゅう)と名付けています。
従いまして、坐禅3炷の坐禅会というと、40分×3だけ坐禅をするということになります。
ただし、間に経行(きんひん)という歩行禅、抽解という東司(とうす=トイレ)時間を取り入れています。専門僧堂のようなところでは修行者の数も多いので、経行10分、抽解10分としています。
従いまして、坐禅40分⇒経行10分⇒抽解10分 合わせてちょうど1時間になりますので、
◯時20分から坐禅を始めますと、いつも◯+1時に坐禅が終わるので管理上は便利です。
禅堂に時報を鳴らす時計がありますと、坐禅の終了の合図に使えるので管理上大変便利です。
(あくまでも運営側の話です)
ただ、お寺が大きくない、市街地の貸し会場や一般住宅を坐禅会場として使用する場合は、経行を10分もできません(人と人がくっつき過ぎるので)
なので、経行5分、抽解5分にすれば良いと思います。
もう一つ経行5分、抽解5分にするメリットは、特に抽解5分だと東司(とうす=便所)に行く時間しかないので、その間に参禅者が不要な会話をすることもないので、おすすめです。
40分+5分+5分=合計50分になりますが、今はスマホなどでそれが簡単に計測できます。
坐禅アプリなども出ているのでそれを活用すれば良いです。
坐禅アプリの中には、鐘の音を鳴らすのもあるので、一般住宅などで坐禅会をする場合、お寺のような鳴らしものがなくても、それに近い音を出すことが可能です。
自分の修行(坐禅)が独りよがりになっていないか、老師から聞いた話に自分で解釈をいれて別のものに変えて受け取っていないか、そもそも正しく話を聞けているのか、自分の坐禅が本当の坐禅になっているのか、それをチェックしてもらうのが独参です。
ハッキリした人(悟った人)でないと考え方に陥っている人の誤りを指摘することができません。
1人の参禅者が老師に独参に行き、それが終われば次の1人が老師に独参に行くわけですが、これを効率よくやるにはちょっとしたノウハウが必要です。
専門僧堂では、独参は独参場という一室にそこに到着したものから順に正座をして並び、これから独参に行く人が鐘を鳴らしてから老師のところに独参に行き、それを順番に行います。
しかしながら、井上義衍老師系統の場合は、1人に対する独参時間が結構長いので、そのようにしていると列の最後の方に来た人は、ずっとそこで何時間も過ごすことになります。
それでも良いと言えば良いのですが、ベターな方法があります。
それは、自分の独参になったらだれかに独参に行くように呼び出してもらうということです。
主催者がやると主催者は坐禅できなくなるので、それを各自に分担してもらうことで効率よくする方法があります。
独参に行きたくない人は別に強制されません。
受付時に、独参に行くか行かないかを選んでもらい、行く人に独参札を渡します。それには独参番号が書いてあります。それを自分の単の横に置いて坐禅をします。
番号順に独参に行きます。1番の人は独参が終わったら部屋から退出したらすぐに2番の人を呼び出します。もちろんそれが坐禅時間中であってもある程度の大きな声で、
「独参2番の方、どうぞ」
というように呼び出します。
それを繰り返します。
こうすることによって、主催者が独参者を次から次へと呼び出すという負担がなくなります。
まだこれから加筆していきます。
坐禅会がお昼をまたがって行われる場合は、食事のことを考える必要があります。
一番良いのは、昼食と飲み物を各自持参してもらうことです。
食事のゴミやペットボトル・缶も持ち帰ってもらうようにした方が良いです。
講師への謝礼、講師食事代・飲み物代、講師往復の交通費、講師宿泊費、坐禅会の会場費、主催に要する経費(道具、場合によっては坐禅用坐蒲(坐禅用の丸いクッションなど)、主催者・世話役の駐車場代)、講師の帰りの食事代などを参禅者数の予測などから赤字にならないように会費を設定します。
特に会場が講師の居所から遠方の場合は、交通費の割合が大きくなり、それが、坐禅会費に反映されます。
なお、老師が2023年で数え年91歳という高齢ですので同行者が必要です。その方の交通費・宿泊費も必要となります。
エクセルを扱える人は、収入と経費を項目別に入れて収支計算できるようにしておけば、何人の参加者で黒字か赤字かの目処が立ちます。赤字ならば会費を上げざるを得ません。
もし、前日、翌日に近くの別の会場で坐禅会が行われる時は、その主催者と交通費負担の相談をすれば、講師交通費という経費が少なくて済むので、場合によっては、会費を安く設定できます。
あるいは遠距離の場合、全国の老師参禅者から寄付を募ることも考えます。
たとえば北海道で坐禅会を開きたいということで、全国の参禅者に北海道坐禅会開催のための寄付を募ります。純粋な寄付でもいいのですが、クラウドファンディングで言う「購入型」のように「返礼(リターン)」を用意します。たとえば老師に揮毫をお願いし、寄付の方にそれをプレゼントすると寄付が集まりやすくなります。今の時代はネットがあるので全国から寄付を募りやすいです。
最寄り駅と会場間の送迎をする必要があります。主催者が出来ない場合がほとんどだと思うので、あらかじめ送迎をだれかに頼んでおきます。
(老師は2023年現在で数え年91歳のご高齢ですので1人随行されます)
その前に講師の到着時間、出発時間などをメールなどで教えてもらっておく必要があります。
できれば誰かに頼んでおきます。
受付用紙はファイルを作り同じものを最低2枚印刷して用いると便利です